運動はした方がオススメ、ではなく必須です!将来オムツ生活にならない為にも今のうちから運動する習慣を。

突然ですが、皆さん運動されてますか?
サロンでのカウンセリングでも運動はよく話題に上がります。

「運動したほうが良いのよねー」「やろうとは思ってるんだけど…」

と運動はした方が良いとは思っていてもなかなか習慣にできない方も多いようです。

でも。

運動はした方がオススメ、ではなく、元気に生きていくためには必須!なんです。

日本人の平均寿命は年々右肩上がりで伸びていますが、自立して生活できる健康寿命はその伸びに比例していません。

つまり、要介護状態の年数が年々増えている、ということ。

平均寿命と健康寿命の差は平均10年ほど。
(男性は8年前後、女性は12年前後程度)

亡くなるまでの10年ほどは寝たきりだったり、オムツ生活だったり、お風呂に入れてもらったりするわけです。

現在では75歳以上の高齢者の3割が要介護者です。85歳以上では7割近く。

この割合も今後増えていくことが予想されています。

寝たきりや要介護状態になる要因は様々ですが、運動器の障害は大きな要因の一つです。運動器とは筋肉や骨、関節など動くのに必要な部分のこと。

骨量や筋肉量のピークは20代〜30代。

特に女性は40代を境に骨量も筋肉量もぐっと減る傾向があります。

更年期以降、ホルモンバランスが変化することによって骨粗しょう症リスクが高まるんですね。

骨も筋肉も適度な運動による刺激で活性します。

関節や腰痛、ひざ痛は肥満や痩せすぎによってそこに負担がかかって起こります。

筋肉が適度についていると関節や背骨への負担も減ります。

つまり、適度な運動を習慣づけて、筋肉を鍛えておく事が大事です。

適度というのがポイントで、過度の負荷のかかる運動は逆に痛めますのでご注意を。

高齢になってから運動しようと思ってもなかなかできないのです。

高齢で筋肉量を増やすには相当なトレーニングが必要になってしまうし、

すでにあちこち痛みがあったり、回復も遅くなり、スタミナもやる気も少なくなってから始める運動は辛いものです。

まだまだ動ける若いうちからドンドン運動して、筋肉量は骨量の貯金をしていくのがベストと思います。

筋肉を鍛える方法はたくさんあります。

簡単なのはウォーキング。大またで早足で歩くパワーウォーキングなら今すぐ始められますね。

1人でウォーキングがつまらないなら、サークルや教室に通ってヨガやダンスや太極拳、球技も良いですね。

ジムに通ってスイミングしたり筋トレしたりというのもあり。

わたし自身、あまり運動は好きじゃなかったのですが、1年前にフラを始めてハマってからは日々練習するうちに筋肉量が増えてきました。

楽しくてストレス解消。汗もかけてデトックス。代謝も上がり、基礎体温も高くなって、良いことづくめです。

運動を始めてみると気付くことですが、運動してなかった頃よりも確実に体の調子が良いのです。

とは言え、やらなきゃいけない…と思いながらの運動はつまらないし負担にもなります。

ご自身が楽しんでできる運動が見つかるのが一番良いですね。

あまり絶対という言葉は使いたくないのだけど、元気に生きていく上では運動は必須なのです。

40〜50代以上の方はすぐにでも始めましょう。

今はどこに行くにも車や電車、自転車も電動自転車。エスカレーターやエレベーター、動く歩道。

トイレはほぼ洋式トイレ、掃除もルンバ。買い物は一カ所で済むスーパーや宅配。

そんな便利すぎる現代に生きる私たち。

仕事だってPCの前に座ったままのものが多いですね。

そう、私たち若い世代は今の高齢時と比べると日常の運動量は劇的に減っています。

その私たちが高齢者になった頃は75歳と言わず、もっと若いうちから歩けなくなるリスクが高いのです。

日常で足りない分は意識して運動するしかありません。

オムツ生活、できればしたくないですよね。

死ぬまで元気に自立して生きたいものです。

その為にも楽しんでできる運動習慣をつけていきましょう♪