排卵障害とフェイシャルリフレクソロジー

排卵障害がどうして起こるのかについて考えてみたいと思います。


まず排卵のメカニズムについて。
脳からの指令によって卵巣の中で1個だけ卵子が大きく育ちます。
育ちきった卵子がポンッと卵巣から飛び出ていくのが排卵。
排卵障害とは、この排卵が何かしらの原因によって上手くいかないことを言います。
何かしらの原因として考えられるのは…
①指令を出す脳のトラブル
脳の指令は視床下部→下垂体の2段階で出されます。
この視床下部、もしくは下垂体の機能が落ちてしまっていることが原因と考えられます。
視床下部は自律神経とホルモンの中枢。
どちらか一方でもバランスが乱れていると疲弊します。
それによって機能が低下してしまうことも。
また、視床下部はストレスにとても敏感なところ。ストレス過多も排卵に影響します。
下垂体は視床下部からの指令を受けてホルモンを分泌するところ。
排卵に関わるのは卵胞刺激ホルモンFSHや黄体化ホルモンLHですね。
視床下部から指令が来てもそれらホルモン分泌が上手くいかない場合も排卵に影響します。
またここから分泌される甲状腺刺激ホルモンTSHも卵子の成長に関わります。
あとはプロラクチンという下垂体から出るホルモンが多すぎる時も排卵に影響します。
下垂体に腫瘍ができていることもあります。

②卵巣のトラブル
脳からの指令によってホルモンがしっかり分泌されていても、卵巣の機能低下やトラブルによって、卵子が上手く育たないと排卵できません。
小さな卵子がたくさんできてしまう多嚢胞性卵巣症候群や、若くして卵巣の老化が早く進んでいる場合などの原因があります。

③無理なダイエット、太り過ぎ、激しい運動のしすぎ
これはホルモン分泌とも関わるのですが、

ダイエットや痩せすぎ太り過ぎでも排卵障害が起こることがあります。
また、激しすぎる運動も影響します。
女子アスリートはシーズン中は排卵が起こらないということがよくあるそうです。
④ホルモン剤や鎮痛剤、ワクチンなどのお薬や環境ホルモンなど影響

環境ホルモンやホルモン剤によってホルモンバランスが崩れてしまうことや、
生理痛や頭痛で使用する鎮痛剤も排卵を妨げてしまう可能性も指摘されています。
また昨今問題になっている環境ホルモンなどの化学物質も不妊の大きな原因の一つなのではないでしょうか。

このように、排卵障害と診断されたとしても、その原因は人によって違います。
そして脳や卵巣にトラブルが起こる原因も人それぞれです。
その原因にアプローチすることなく、ただ排卵誘発剤やホルモン剤などの服用は根本的な治療には繋がりませんね…
排卵障害が起こるには何かしらの原因があります。
フェイシャルリフレクソロジーではその原因となっている最も弱まりのある経絡や内臓へのアプローチ、
そしてホルモン分泌に関わる脳神経や臓器へのアプローチ
食事や生活習慣、ストレスなど原因となりうるものの改善の為のアドバイスと、
様々な面からアプローチしていくことによって、根本的な改善を目指していきます。

排卵障害だけを薬でなんとかしても、その後の妊娠の継続や出産、育児には様々なホルモン分泌や良好な子宮環境などか必要になってきます。
母親の身体の状態は胎児の健康的な成長に直接的に関わること。
産まれてくるお子さんの為にも、一時しのぎではなく、根本から、体質から改善していくことをおすすめします。
それでも妊娠成立には医療の手が必要な人もいると思います。
クリニックでの不妊治療をしながら、根本的な体質改善をしていく。
そのことが不妊治療の効果を高めることに繋がります。

 

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